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フジ月9ドラマ『コード・ブルー』視聴率は好調も「恋愛要素は必要?」と疑問の声

出典:フジテレビ「コード・ブルー」公式サイト

2017年8月14日、フジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』の第5話が放送された。

『コード・ブルー』は、救急医療センターを舞台に、ドクターヘリに携わる医師が奮闘する姿を描いた医療ドラマ。2008年に最初のシリーズが放送されて人気となり、今年7月から放送されているシリーズが第3シリーズとなる。

第3シーズンには、これまでの主要キャストの山下智久(32)、新垣結衣(29)、戸田恵梨香(28)、比嘉愛実(31)、浅利陽介(29)らに加えて、新人医師として有岡大貴(26)、成田凌(23)らが出演している。

前シーズンから根強いファンがついていることで、初回放送の視聴率は16.3%と好発進。14日に放送された5話も13.8%を記録している。(ビデオリサーチ調べ)

視聴率が好調のドラマ『コード・ブルー』の第5話には、どのような声が寄せられたのだろうか。

前シリーズのファンだから見てるけど……

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「脚本に不満はあるけどメイン5人が好きだからなんだかんだ見ちゃう」
「今週も嫌な予感しかしないが、とりあえずみるわ……」
「コードブルーは見たいけどイライラがとまらなそうだ」
「不満だらけだけど1.2と見てたしキャスト好きだから観ちゃう」
「救急救命であんなに若手ばかりだとすごく心配になる」
「先週で、観るのはもう止めようか?迷ってたけど見てしまった……」

放送開始前から関連スレッドがたち、楽しんで視聴しているひとが多いのかと思いきや、寄せられているコメントを見ると、単純にドラマを楽しんでいるのではないということが分かる。

もちろん、今作を楽しんで視聴しているひともいるのだが、前シリーズのファンだったから見ている、キャストがすきだから見ているという、複雑な感情をもっているひとの数が圧倒的である。

どんな内容でも見たいと思わせることができるキャストは魅力的だが、ここまで複雑な感想が並ぶ理由はどこにあるのだろうか?

恋愛要素は不要?

ドラマを純粋に楽しめない理由についての意見も交わされている。

「恋愛要素いりません!ヘリ飛ばして!現場で処置して!緊迫シーンを見せて!」
「恋愛ドラマの方向で脚本をすすめるの?脚本家が変わって中身は違うドラマになったか……」
「静かに恋愛モード終わって欲しい。こういうのコードブルーに求めてないから!」
「恋愛盛り込むとドラマの主旨変わっちゃうよ……」
「不倫ブームだからこうなったの?コードブルーまで不倫ネタ……恋愛だけでも話が逸れてるのに」
「脚本家変わったのが間違い。ちゃんとした医療ドラマがみたい」

第3シーズンが放送開始したときには、新人医師が頼りなさすぎるという部分に批判が集まっていた。それについては、これから成長していくことを思えば、登場時のキャラクターが頼りなく描かれていても演出のひとつとして受け取れる。しかし、新たに加えられた医師らの恋愛については、不要であると考えているひとが多いようだ。

『コード・ブルー』の魅力は、緊迫した状況で若い医師が葛藤し、成長していく部分にあるとして、恋愛要素が絡むことでまったく違う作品になってしまっていることが、残念であると感じているひとが多いことが分かる。

最初のシーズンでは研修医だった主要メンバーが、医師となって数年経ったことで、余裕ができたことで追加されたのかも知れないが、シリーズのファンには全く望んでいない要素だったということだろうか。

新シーズン開始に当たって、制作サイドでどのような路線変更が検討されたのかは不明であるが、恋愛要素を取り入れたことによって、新しいファンもついたことと思われるが、前シーズンからのファンが離れてしまうことは、大きな痛手ではないだろうか。

今シーズンから脚本家が変わったことも影響しているのではないか?という声もあったが、これからの展開で前シーズンまでのファンを納得させることができるのだろうか?視聴者の感想と共に注目したい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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