【毒舌独女】五輪出場断念おめでとう、猫ひろし
念じてみるものである。
先月、『お願いだから五輪代表辞退してくれ、猫ひろし』という記事を書いた。
それが、現実となった。うほほ
厳密には辞退ではなく、国際陸連から「アンタに出場資格はありません」って突きつけられたんだけどさ。
これで、日本の恥を世界中に撒き散らすことは無くなったし、純カンボジア人選手もオリンピックに出場が叶う。
めでたし、めでたし。
と思ったら、猫ひろしめ、あろうことか、5月12日の記者会見で、4年後のリオデジャネイロを目指すと抜かしやがった。
素人ランナーに毛の生えたようなタイムの猫ひろし。
実力で、オリンピック基準のタイムを叩きだせようか。
まだ、カンボジア人選手から特別救済枠を奪おうとしている姿勢に、心底むかっ腹が立った。
夢を持つことは構わない。
しかし、誰かを踏み台にしなければならない夢を、夢を売る商売の芸人が口にするのは如何なものか。
ただ、考えようによっては、この発言と猫ひろしの存在が、カンボジア陸上にとってプラスに働く可能性を秘めている。
練習環境が整った猫ひろしに、何とか勝ってやろうとハングリー精神を剥き出しに頑張る選手が出てくるかも知れない。
途上国の選手とは思えないようなタイムを打ち出す選手が。
それで注目され、日本のスポンサーが付くことだってある。
スポンサーが付けば、練習環境も改善され、もっと良いタイムが出るようになる。
陸上だけでなく、観光の面でもプラスになる可能性が。
ぶっちゃけ、私はそれ程、カンボジアに興味なんて無かった。
でも、この猫ひろし問題で、学生時代以降初めてカンボジアについて調べた。
いやぁ、世界遺産であるアンコール・ワットに行きたくなったね。
熱帯の自然にも包まれたいね。
けど、直ぐには行けないから、手始めに、近所のカンボジア料理の店に行こうかな。
こんなコト、考えちゃってる。
カンボジア料理の店、終日禁煙だから避けていたのに、行こうって思っちゃってるのよ!
魅力溢れる国なのに、イマイチ日本での認知度が低かったカンボジア。
それを一気に身近にさせたのは、他でもない、猫ひろし。
これだけは、ヤツの功績だ。
今後もスポーツを通じて、継続的にカンボジアの「今」をレポートしてくれるなら、より良い。
日本人がカンボジアに好意を抱けば、猫ひろしに対するカンボジアでの風当たりも柔らかくなるだろう。
けど、猫ひろしも、その取り巻きやバックも、そんなコトは考えていないと確信している。
目先の利益だけを求めたからこそ、現地の人と仲良くなる前に帰化。
クメール語は話せない、カンボジアの歴史も知らない、プノンペンでの自宅も無い有様。
帰化する国に敬意を払えないって、どうよ?
ただひたすら、カンボジアという国と、国際的祭典・オリンピックを利用しようとした。
金儲けの為だけに。
これからも、その姿勢は崩さないと、私は見ている。
真性のクズ共だ。
バックも大体の見当が付けられている。
そのバックの連中は、それなりに知恵もあり、金も手にしている。
コイツらの刺激と新たな資金源に目を付けられたのが、猫ひろし。
知恵のある連中からしてみたら、何とも愚かで操りやすい人形。
愚かしい猫ひろしは、連中が命じるがままに間抜けに踊る。
踊った結果、親や妻子と国籍が別々になってしまった。
また、これから国際大会に出るならば、最低1年はカンボジアに住まなくてはならない。
恐らく、家族離れ離れになる。
猫ひろしの娘は、1歳とちょっと。
日に日に成長する娘と離れる覚悟で、4年後を目指すと宣言したのか疑問が残る。
あー、そんなコト、バックの連中に教えてもらってないかも。
猫ひろし、自分で調べるなんかしなさそうだし。
結末がどうなるのか気になるところだが、すぐにメディアからフェードアウトだろう。
ご愁傷様。
コラムニスト/コンテンツライター
広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。
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