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ザ・タウン[映画レビュー]

強盗と恋に落ちた女性の苦悩に胸が痛くなる。ベン・アフレック監督が描く感動のサスペンス

– あらすじ –
『アルマゲドン』などのベン・アフレックが監督&主演した『ザ・タウン』。アフレックにとっては監督第2作目。米国の各映画賞でも候補にあがっている力作です。
アメリカでいちばん強盗の多い街と恐れられているボストンのチャールズタウン。この街で育ったダグ(ベン・アフレック)は銀行強盗団のリーダー。綿密な計画を立て、証拠を残さずに完全犯罪を遂げてきたが、あるとき、仲間の一人、ジェム(ジェレミー・レナー)が支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に取ってしまう…。
名作『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』でマット・デイモンとともにアカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したベン・アフレックが再び名作を作り出した。昨年のアカデミー賞受賞作『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー、ウッディ・アレン監督作『それでも恋するバルセロナ』のレベッカ・ホール、人気ドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーなど人気急上昇中のスターも大熱演を見せる感動ミステリーです。
2月5日より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジェレミー・レナー、レベッカ・ホール、ブレイク・ライブリー、ジョン・ハムほか

人質ヒロインが強盗団のリーダーと恋に落ちて…

これまで完璧なチームワークで証拠ひとつ残さずに完全犯罪を遂げてきた一味が、ひとりのスタンドプレーでその完璧な犯罪が崩されてしまいます。

一味の中でも凶悪でいちばん手に負えないジェムが支店長クレアを人質にしてしまうのです。リーダーのダグにとっては大切な幼馴染だけど、彼の凶暴な性格は頭痛の種。

彼らは逃走に成功すると目隠ししたクレアを釈放しますが、ジェムは「何かを見たのでは」と、彼女の口を封じようとします。

そんなジェムにダグは「自分がクレアを監視する」と告げるのです。

ダグとクレアは近づき、ダグが強盗だと知らないクレアは彼に恋してしまいます。

新しい人生を歩もうとする恋人同士を阻む真実

ダグはクレアに強くひかれ、クレアもダグのやさしさにひかれ、ふたりは新しい人生を歩もうとします。

でもふたりの関係に気づいたジェムはそれを許さない。ジェムの妹クレスタはダグの元恋人で彼の子供までいるのです。

そのすべてをジェムがクレアに告げたら? バレたらどうなる?というサスペンスにドキドキすると同時に、ダグとクレアを見ていると、彼氏のことすべて知りたくても、知らない方が幸せだと思えることもあると気づきます。

相手への愛を貫くために隠していたいのならそれでいいと。

クレアは変な詮索せずに、彼を信じて、ふたりで逃げて!と思わずにいられません。

クレアは真実を知るのか…そしてもうひとり悲劇の女性が

何をしでかすかわからず、この映画のスリルを一層ハードにしているジェムですが、後半、ダグとジェムがどれだけ助け合って生きてきたか…が語られるや、胸が熱くなること必至。

そんな感動を抱えつつも、ダグの正体はクレアに知られてしまうのか…とドキドキも止まりません。

そしてもうひとり、この映画には悲劇の女性が登場します。ダグの元恋人クレスタ。凶暴な街から飛び出す力がなく、子供を抱えて居場所なくさまよう彼女の姿は辛かった…。

主人公は男性ですが、強盗の人質になり、その彼と恋に落ちるという複雑な運命を背負ったヒロインの恋の行方は、スリリングかつ胸をわしづかみにされるような痛みも伴って…。

見た人はきっと忘れられない作品となるでしょう。

ハリウッドセレブ度★★★★☆
サスペンスのドキドキ度★★★★★
恋と友情の感動度★★★★★

<試写会プレゼント情報>

■参加条件:最新Topics10件の中からコメント投稿された方のみ 最新Topics10件
■応募方法:コメント投稿完了後、「試写会ご応募の送信フォーム」が表示されます
■試写会日時:2011年1月24日(月) 18:00開場 18:30開映
■場所:一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)
■当選者数:5組10様分(抽選にて)
※発表は試写会招待状チケットの発送をもってかえさせて頂きます
■締め切り:終了しました。
■お問い合わせ:東京女スタイル試写会プレゼント係(info@sucmedia.co.jp)

<劇場公開情報>

■タイトル:「ザ・タウン」
■上映:2011年2月5日(土)より丸の内ルーブル、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
■出演:ベン・アフレック、ジェレミー・レナー、レベッカ・ホール、ブレイク・ライブリー、ジョン・ハムほか
■監督:ベン・アフレック
■著作表記:(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY

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編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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