【毒舌独女】ヒモ供養
女に貢がせる男を「ヒモ」と呼ぶ。
紐を腰に結わえて女を働かせ、男がそれを手繰っているように見えるから、そう呼ばれるようになったらしい。
詳しい語源は長くなるので割愛。
興味のある人は、ググってみてね。
9月中旬にアップされた悩みコーナー記事、『危険なヒモ男の見分け方』にあった、
『ヒモ男ハマリ度チェック』をしてみた。
結果、6個該当した。4個以上はかなり危険とのコト。
どうやら、私はヒモオーナーになる才能はあるらしい。
なれるだけの経済力が無いのが残念。
思い当たる節はある。
学生の頃の彼氏は、とにかくお金の出し惜しみをする人だった。
気が付いたら、私が払うというパターンが出来上がっていた。
でも、ある一言がきっかけで、目が覚めた。コイツはバカだと判った。
五千円貸して、と頼んできた彼氏に、何に使うのか尋ねると、驚きの返答が…。
「陽子ちゃんにプレゼントを買う」 (陽子は私の本名)
私にプレゼントを買いたいから、私からお金を借りようって、普通に考えておかしいでしょ。
アヤツはおかしいとは思わなかったから、いつも通り必要なお金を借りようとしたんだろうな。
返してもらった記憶は無いけど。
目が覚めた私は、アヤツを目の前から消した。サイナラ。
恋愛感情は成仏させ、ネタに昇華。我ながら良い供養の仕方だな。
同じくヒモオーナーリーチになった人は居ないか、ちょっと探してみた。
すごく身近に居た。アシスタントのとみ緒(仮名・当然女子)だ。
彼女の場合は、家に住まわれただけらしい。現金を直接渡したことは無い。
通帳から勝手に引き出された程度。
十分被害者だ!
この場合、現在なら窃盗罪として警察に届けが出せる。DV防止法のお陰。
直接、DV防止法に触れなくても、女性被害者に対し、警察が甘くなってきている。
「金を出してくれなきゃ、死ぬ!」
これは、恐喝罪でいけるかな。
DV防止法にある「精神的暴力」でも訴えて、二度と近寄らせなくさすことが可能。
ヒモ男には暮らし難い世の中になったよ。
ついでに、ヒモ女も暮らし難い世の中になったよ。
何でもかんでも男持ちにさせている女、多いでしょ。男が出して当たり前としている女。
笑ってさえいれば、許されると思ったら、いつか痛い目に合う。
DV防止法は男女ともに有効。
ヒモはDV防止法の経済的暴力には当たらないが、精神的暴力には合致する。
男が使った金額、その日時、その後の態度を記録していたら、逮捕される可能性が生じる。
女が常に被害者という構図は崩れつつある。
痴漢冤罪被害が広く知られるようになったのは、この第一歩。
DV防止法を悪用して、女が離婚を有利に進めるケースも増えてきている。
表面化してきているのは、とても良い傾向。
こう書くと、私は男の味方のように見られるだろう。違うよ。
私は被害者の味方だ。
法律を悪用する輩が多く存在すると、本当の被害者が訴え出ても、受け入れてもらえない環境になってしまう。
これが大問題。
ヒモ男を断罪するのは容易くなった。社会的に抹殺も出来る。
その前によく周りを見渡してもらいたい。
紐を腰に結わえて働かせているのは、実は女の方が多いんじゃないの。
既女より、女子の方が、男にぶら下がっている割合は高く感じている。
被害者ぶる前に、自分が加害者になっていないか、見直すべき。
併せて、相手を加害者に仕向けていないか、振り返るべき。
そこまでして、晴れて被害者と名乗られると、私は考えている。
余談だけど、この作業をしていると、警察とカウンセラーの心象が良いんだよ。
ご参考に。うふふ
あなたも、良い供養を。
コラムニスト/コンテンツライター
広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。
>> article