休みたくても休めない！女が「生理休暇」を取りにくいと感じるワケ

Q&Aサイトの「Yahoo！知恵袋」に寄せられた男性の 生理休暇 についての投稿が、今議論を巻き起こしています。それは「毎月生理痛で休む女性社員がいて困る」というもの。

月2日の 生理休暇 ですが、年間で考えると24日間。相談者の会社は社員が少ないこともあり、頻繁に休まれるのは困るとしています。

男性にはわからない 生理休暇 の問題について、ネットには女性から様々な意見が寄せられています。

とにかくツラい！「 生理休暇 」がほしい

まずは、生理休暇がほしいという女性の意見を見てみましょう。

「重い人は本当に辛い。男性には実感しにくいと思うから、理解して欲しいというのは難しい」

「生理で休むなと言っても、体調が悪いのに出勤しても仕事にならないと思う。足手まといになるくらいなら、休ませてほしい」

「お腹は痛いし、体はだるい。しまいには貧血でふらふらになる。特に量が多い時は、それだけでなく漏れないかも気になるから、正直仕事どころじゃない」

生理痛は女性にしかわからない痛み。それを男性に理解してもらうのは難しく、「甘え」と思われてしまうこともあるかもしれません。しかし、人によっては立ち上がることもできず、薬も効かないほどの痛みを伴うこともあります。痛みをおして出社しても、仕事の効率が悪くなるだけだから休ませて欲しいという切実な意見が見られました。

「 生理休暇 」は取りにくい！その本当の理由とは

生理休暇が欲しいという意見があっても、実際には取りにくいと感じている女性が多いよう。その理由を見てみましょう。

「うちの会社にも生理休暇はあるけど、なんとなく使えない雰囲気。結局、休めないのが現状」

「生理休暇をとるなら生理痛で休みと申告しなければいけない。そんなこと、男の上司には恥ずかしくて言えない」

「生理痛が重くて辛いから、いつも取ろうと思ってる。でも、周期がバレてしまうのがなんとなく恥ずかしい」

「個人的には、職場に『今わたし生理です！』と公言することにかなり抵抗を感じる」

まず見られたのが、男性上司に言うのが恥ずかしいという意見。非常にデリケートな理由なので、異性には言いにくいというのが本音のようです。さらに、生理であることを職場に公言しているようで抵抗がある、周期がバレるのがイヤ、変な目で見られそうで不安という意見も。

しかし、男性以上に気になるのは、同じ女性からの目だという意見も多く見られました。生理痛の程度には個人差があるため、生理が軽い女性からも、男性同様に理解は得にくいと考えているようです。また、同じ女性でも薬を飲んだり病院に行って対策をとり、休まず出社している人もいます。その人たちからすると、「社会人なんだから」と厳しい目で見られてしまうこともあるかもしれません。

女性も当たり前に働く今、生理休暇がある会社は多くなっています。しかし、どんなに制度を整えても取得できなければ意味がありません。男性にはなかなかわかってもらえないかもしれませんが、体調不良の一つであることを理解してもらえること、そして女性同士でも理解を深めることが、最も大切なのかもしれません。

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