スマホやPCで日焼け!?一気にBBAになる「ブルーライト日焼け」対策法
紫外線が肌にとって脅威というのはもはや常識。しかしそれ以上に恐ろしいのが、スマホやパソコンから発せられる ブルーライト 。思いがけず「 ブルーライト日焼け 」してしまう原因になるそうです。
そこで今回は、そんな「 ブルーライト日焼け 」について詳しくみていきます。
「 ブルーライト日焼け 」ってなに?
そもそも「ブルーライト」とは、目に見える可視光線や赤外線など、太陽のもつ様々な波長の光の中でも強いエネルギーをもつ青い光のこと。太陽以外でもPCやテレビ、スマホなどブルーライトを出すものはたくさん存在しています。
ブルーライトは紫外線よりもエネルギーは弱いですが、肌の奥まで到達して悪影響を及ぼします。これが「ブルーライト日焼け」。言い換えれば、普通の紫外線よりも「鈍く長く影響する」という厄介な存在なのです。
くすみ、老化加速……ブルーライトの脅威
そんなブルーライトを浴びると、視力低下やメラトニンが分泌されにくくなり体内時計が狂ってしまう恐れがあります。
しかしそれ以上に怖いのが、お肌への影響です。まず体内時計が狂うことで睡眠の質が落ちてしまうと、肌のツヤやくすみができやすくなります。それだけでなく、ブルーライトの波長特性により肌の深くにまで到達すると、肌の老化まで促進してしまうのです。
中でも色素沈着はとても厄介。実験では、ライトを1回浴びてできた色素が3ヶ月残っていたというのですから、その頑固さは驚きです。あなたの肌も知らない間にPC焼けしているのかもしれません。
「 ブルーライト日焼け 」カンタン防止策
いまや日常生活に蔓延しているブルーライト。逃れることは困難ですが、有効な対策法をいくつかご紹介します。
まず、テレビやスマホ、PCの使用時には光量を抑え、目を離して見ること。当たり前ですが、明るければ明るいほど光は多く肌に降りかかります。また、睡眠前の過剰摂取は肌に大きな影響をもたらしますので、なるべく避けた方が良いでしょう。
次に、ブルーライトカット用のメガネを着用すること。メガネを取り扱っている店舗には大抵「PCメガネ」「ブルーライトカットレンズ」というコーナーがあると思います。着用することで、肌への影響だけでなく、目の疲れも軽減できるので一石二鳥です。
そして、紫外線だけでなくブルーライトまでカットできる日焼け止めも登場しています。汚染物質やブルーライトによる肌の酸化、炎症からも肌をガードできるという優れもの。外に出るときだけでなく、家でタブレットやPCを使って作業する場合も塗っておけば、美肌の死守につながります。
今となっては日常的に使うスマホやPCですが、紫外線対策に比べてブルーライト対策をしている人は少ないもの。意識されることは少ないと思いますが、着実にあなたの肌を侵していっているはず。
ブルーライトについてきちんと知識を付けた上で、しっかりと対策をしてキレイな肌を保ちましょう。
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