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花粉症でお化粧のノリを悪くする「モーニングアタック」の正体とその対処法

花粉症モーニングアタック

花粉がまだまだ多い季節です。気分も憂うつになってしまいます。特に朝、お化粧のノリが悪い、疲れが残ってやる気でない等の症状が出ることがあります。実はこれはすべて花粉症によるモーニングアタックが原因なのです。

さて、今回はこの花粉の季節のモーニングアタックの正体と対処法について書いていきたいと思います。

モーニングアタックとは?

花粉症をもっていると鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど症状で悩まされますが、朝起きたときにその症状がひどくでることを「モーニングアタック」といいます。症状がひどいだけでなく、気分の落ち込みや肌も調子も悪くなります。

モーニングアタックの原因

花粉症は花粉を体の免疫細胞である好塩基球が異物とみなして攻撃をはじめ、花粉を排除します。それにより鼻水やくしゃみ、目が赤くなる、かゆくなるなどの症状がでてきます。

朝はふとんをから起き上がることでふとんに付着していた花粉が舞い上がる、起きて歩くことで床の花粉が舞い上がります。花粉が鼻や喉の粘膜に付着して症状がひどくなることと、朝は好塩基球が増えることなどが原因だと言われています。

モーニングアタックの症状

花粉症はアレルギー症状だけでなく、全身の疲れや考えがまとまらないなどの症状がありますが、これが朝ひどくなることです。

エスエス製薬のインターネット調査によると機嫌が悪くなる、寝覚めが悪い、運動ができない、気分がすぐれない、ミスが増える、お化粧がのらない。忘れ物をするなど花粉症とは関係ない症状もでてきます。朝から午前中まで続くことがあります。

モーニングアタックを軽くするには?

部屋に花粉を持ち込まないことで家に入る前に花粉を払う、床や家を拭いて花粉を除去します。昼間だけでなく、就寝時もマスクをして吸い込まないようにします。寝る前にお風呂に入って体をすみずみまで洗い、髪の毛の花粉も残さずきれいにしましょう。

洗濯物もこの季節は家の中や乾燥機で乾かしましょう。花粉症は原因となる花粉に接触しないことが一番ですが、免疫力をあげて軽くするためにも、インスタント食品や添加物の多い食品も避けるようにします。

お花見で飲む機会が多くなります。花粉が舞う屋外でのお酒をたくさん飲むと、鼻の粘膜の毛細血管を広げてしまい、花粉とアルコールとのダブルダメージで花粉症の症状がひどくなってしまいます。

たばこも血流を悪くしますので、アルコールと同じように鼻づまりなどの症状が悪化してしまいます。

肉、魚、卵などのタンパク質だけをたくさん食べて消化しきれずに、未消化として体内に残ってしまうとそれを異物とみなしてアレルギーの症状を起こすことも考えられます。野菜を食べずに肉ばかり食べている方は要注意です。

また、モーニングアタックが特にひどい方は、この時期を快適に過ごすためにも医師に相談してみるのもひとつの手ですよ。

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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