「同じ場所にできるニキビや吹き出物」のサイクルを断ち切る方法
アラサーになってもできるニキビに多くの女性が悩んでいます。ニキビとは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気です。皮脂が毛穴に詰まってしまい、アクネ菌によって炎症を起こします。
このようなニキビは、1回できると何度も同じ場所にできて悩まされることが多くあります。どのような対策をすればよいか見ていきましょう。
なぜ同じ場所にニキビが!?
ニキビができやすい場所というのは、汗をかきやすく皮脂の分泌が盛んで毛穴が詰まりやすい場所です。それが、いわゆるTゾーンです。
1度ニキビがなおってもまたすぐに再発するのは、毛穴の奥にアクネ菌が潜んでおり、皮脂や雑菌がたまるのを待っているからです。たまると炎症を起こし、またニキビが出来てしまいます。炎症を繰り返している皮膚は、不要な角質が積み重なり、免疫力が低下している可能性があります。
ニキビ対策に必要なこと
毎日の洗顔の際には、ぬるま湯を使うようにしましょう。冷たい水で洗うと毛穴が閉まってしまい汚れが落ちにくくなります。
また、洗顔クリームをつけて洗うのは1日2回までに留めます。洗いすぎは乾燥を引き起こし新たな肌トラブルへと繋がりますので、きめ細かい泡で擦らず優しく洗い流すようにしましょう。
お酒の飲み過ぎや外食、ジャンクフードや甘いものを食べ過ぎによる食事の乱れを感じる場合は、ビタミンを摂取するように心がけましょう。特にビタミンCには、過剰な皮脂の分泌を抑える働きがあります。アセロラやキウイフルーツを摂るように心がけましょう。
ちなみに、過剰な刺激物(唐辛子やコショウを使った料理、わさび、カレー、コーヒなど)の摂取もニキビができやすくなります。内蔵を休めるためにもこれらを控えめにして、規則正しい食生活を送るようにしましょう。
メイクはどうする?
ニキビが目立たないようファンデーションやコンシーラーでカバーする人が多いと思います。そうすることで毛穴が詰まりやすくなり、肌のオーバーターンが遅くなることでニキビが治りにくくなります。また、ニキビが再発しやすい原因にも。
油分が多い下地の使用を控え、できれば油分が含まれていないフェイスパウダーを使用するようにしましょう。きちんとメイクをする必要があるときは、パウダーファンデーションやルースファンデーションなどにしておきましょう。
長時間肌が触れる枕カバーを小まめに替える、ファンデーションのスポンジは週に1度洗う、といったことも心がけましょう。
ニキビが出来にくい体になるようには、まずは生活習慣を見直しましょう。ニキビや吹き出物は健康のパロメーターと考え、体からのメッセージに耳を傾けてください。