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スキンケアをストップして美肌に!「肌断食」が効くワケ

肌断食

夏といえば、気温の上昇や肌トラブルなどが起きやすく、健康管理が何かと大変な時期ですよね。ここ最近、「なんだかお肌が疲れてきたわ」と感じる女性も多いのではないでしょうか。今回は、お疲れ夏肌をリセットしてくれる、「肌断食」なる美容法をご紹介します。

肌を甘やかしてはイケナイ!

「肌断食」は、簡単にいえば、過剰なスキンケアをいったん止めて、肌の状態をリセットすることです。日常的にスキンケアを行っていると、肌を甘やかしていることになり、どんどん弱くなっていくのだそう。だから、何も塗らない日をつくることで、肌本来が持っている回復力を引き出すという美容法なんです。

そもそも、私たちのお肌には、自分でキレイになったりトラブルを克服したりする力があります。ところが、毎日何種類もの化粧品を塗っていると、肌も体と同じように「肥満状態」になってしまい、生活習慣病になった体と同じく、もともと持っている機能が衰えてしまいます。肌荒れや乾燥、シミ・しわ、ニキビといったトラブルは、すべて肌の飽食から起こっているトラブルなのです。

そこで、食事を断食することで胃腸を休ませリセットするのと同じように、朝晩の洗顔のみで肌に化粧品を一切与えず、肌本来の力を取り戻そうというのが「肌断食」というものです。

「肌断食」の効果とは……

化粧品を使ってきた年数が長ければ長いほど、また、スキンケアを頑張ってきた人ほど、肌の状態が悪いので時間がかかるんだそうです。肌断食を始めた当初は、むき出しの肌状態があらわになりますし、角質層も乱れている事が多いので乾燥するし、ガサガサで辛い状態が続きます。

しかし、辛い時期を乗り越えるとバリア機能がしっかりしてくるので肌にふっくらしてきた感触があり、その後に肌にハリと弾力がでてきます。最終的には肌に何もつけない、肌のうるおいを逃がさないスキンケアのおかげで肌みずからが潤う力を取り戻すため洗顔した後もつっぱり感なく乾燥しなくなるんだそうです。

肌断食を行うタイミング

月経が終わったあとの7日間は、女性ホルモンの分泌がピークになり、お肌が潤う時期。このタイミングで肌断食を行うと、よりスムーズに肌断食が行えるそうです。

反対に、生理前7日間は肌トラブルが起きやすい時期ですので、注意してください。自分の生理周期に合わせて、肌断食を行えば、肌力の回復を早く実感することができるでしょう。

「夜だけ肌断食」をしてみよう!

手順はとっても簡単です。「純石けん」で洗顔したあと、化粧水、乳液、クリーム、美容液、パックなど、何もつけないで、洗顔後はほったらかすだけ!

洗顔後、お肌のつっぱり感を感じますが、多少のつっぱり感であれば、そのまま寝てしまうのもOK。つっぱり感がひどく、どうしても耐えられないという人は、ジェルやクリームをつっぱる部分にだけ、ほんの少し、薄くのばします。

このとき化粧水は使わず、クリームやジェルの量も少しずつ減らしていき、何も使わない状態にしていくことが理想です。

石けん選びのコツは、科学的に合成された界面活性剤が使われていない「純石けん」や「無添加石けん」を選ぶことです。「純石けん」は100円台から売られています。洗い上がりのマイルドさを求める方は、「コールドプロセス法」や「釜炊き」などの製法にこだわった石けんを選ぶとよいでしょう。

始めはこのような軽い肌断食からスタートして、いずれは「ずーっと肌断食」でスキンケアフリーを目指すのもアリです。そうすることで、お手入れ最小限で肌力の高いお肌が生まれます。肌断食を続ければ続けるほど、トラブルが少なく、キメの整った肌に近づいていきますよ!

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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