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美肌の大敵!今日からできる「春の紫外線対策」って?

暖かくなって外にでるのが楽しい季節になりました。夏ほど太陽の日差しを強く感じないので、ついつい紫外線対策を忘れて外出してしまいませんか?5月から8月が紫外線のピークですが、4月ころから紫外線は急に増えてきます。まだ大丈夫と思って油断していると手遅れになってしまいます。今から始められる美肌のための紫外線対策をご紹介します。

肌の老化の7割が紫外線による日焼けが原因……!

紫外線はUVB(紫外線B波)とUVA(紫外線A波)があります。紫外線A波は肌の深いところに作用してコラーゲンをつくる組織を傷つけてシワ・タルミの原因になりますし、しみの原因であるメラノサイトを活性化させます。

紫外線B波は表面に作用して日焼けおこし、肌を黒くします。長時間浴びることにより軽いやけどのような状態になりDNAを傷つけてしまい、皮膚がんの原因になるといわれています。両方とも肌の老化の原因につながります。

日焼け止めのS

F、

Aって何?

日焼け止めにはS

Fと

Aがあります。S

Fは(Sun

rotection Factor)で紫外線B波から肌を守る数値です。S

F30なら何も塗らないときに肌が20分で赤くなる人がS

F30を塗ると20×30=600分は赤くならずに守ってくれる、という意味です。

でも計算上ですので汗をかいたりつけ方によってかならずこの時間になるわけではありません。もうひとつの

A(

rotection Grade of UV-A)で紫外線A波から肌を守る数値です。

表記は+~++++の4つに分かれます。これもつけている間、色素沈着の時間が延長されるという数値ですので日焼けしないわけではありません。

これからもわかるようにS

F50を使っても朝つけたままだと意味がありません。数字の高い製品を使うよりもまめにつけることが大切です。

紫外線対策の落とし穴は……?

油断してしまうのが曇った日です。曇りでも紫外線をしっかり私達は浴びています。曇っていても油断せずにいつもと同じように気をつけましょう。

オフィスが窓際で太陽が当たる場合も同じです。外にいるのと変わりません。朝や夕方は紫外線B波は少なくなります。

でも紫外線A波は朝から夕方まで相当量あります。朝早いから夕方だから気にしなくていい、ということはありません。

紫外線対策のメイクとケアの注意点は……?

朝、化粧水をつけて、乳液や美容液をつけた後、肌になじんでから日焼け止め入りの下地や日焼け止めを塗りましょう。すぐつけてしまうと混ざってしまってしっかりと保護してくれません。むらにならないように丁寧に。

日焼け止めをつけると肌が乾燥するという方は、化粧水をたっぷりとつけて乳液、クリームや美容液をぬってから日焼け止めを塗りましょう。日中のお化粧直しはファンデーションの上から日焼け止めをぬるとよれてしまいますので、日焼け止め入りのパウダーファンデーション、パウダーをこまめに塗るようにしましょう。

夜はしっかりとクレンジングで落としましょう。日焼け止めだけでファンデーションをぬっていなくてもクレンジングで落としてください。そのままにしておくと肌荒れの原因になります。

ただしい知識がわかれば、ケアする意識も高まりますね。これからの季節は肌を出す機会も多くなります。首や胸やうでなど出ているところも忘れずにケアしてシミを予防しましょう。

手もシミができやすく年齢がでやすい場所です。手の甲にも日焼け止めを忘れずにつけてください。さっそく今日から紫外線対策をスタートさせましょう。肌のダメージを最小限に抑えていつまでも美しい肌を目指したいですね。

写真:Freedigitalphotos.net>

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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