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セックスの断り方のマナー【夜のマナー美人への道*14】

「今日は気がノラない」
「体調がすぐれない」
「気持ちいいと感じない」

さまざまな理由で、セックスをしたくない日もありますよね。

「彼をキズつけない断り方を教えて!」という相談はとても多いので、今回のテーマは「セックスの断り方のマナー」にしましょう。

断り方以前に知っておきたいこと

断る方法はたくさんあります。

方法を知る前に、なぜ断ることに抵抗があるのか考えてみましょう。セックスの断り方を相談してくる女性の多くは、以下のように思っています。

男性は勃起をしたら、射精しないと死ぬ!!

死ぬというのは大げさな表現ですが「勃起したら射精しないといけない!」と強く思い込んでいるようです。「セックスを断りにくい理由」のひとつに、女性が「男性は射精しなければ一大事になる」と決めつけて、必要以上にプレッシャーを感じているという背景があるわけです。

しかし、ハッキリお伝えしておきます。

セックスを断ったところで、彼のおちんちんは暴れたりストライキを起こしたり、爆発したり、狂ったりしませんよ。

一度勃起したら出さないといられないと主張する男性も中にはいますが、全員がそうではありません。

そもそも男性の性器は、通常時でも無意識に勃起することがあります。また、しばらく射精しなくても体内に吸収されてしまうものです。

寝ている間に「夢精」として勝手に出ちゃうことはありますけどね。身近には「8年射精しなかったことがある」という男性もいます。

断り方を考える以前に、「男性は射精をしなくても死なない」ことを知っておきましょう。

セックスを断ると嫌われる?

「断ったら他の女のところに行くかもしれない」
「断ったら不機嫌になるかもしれない」
「断ったら次がないかもしれない」
「断ったらキズつけるかもしれない」

こういった「彼に嫌われるかもしれない」という気持ちも、断りにくさに繋がっているようです。

どうしてセックスを断ると、嫌われるかもと思ってしまうのでしょうか? これも根本は「男性は射精しなければ一大事になる」と繋がっているのでは?

男性にとってセックスはとても大切なもので、セックスを断ったら自分は用無しだと思われる、もしくは彼をキズつけると思っていませんか?

それは女性の勝手な決めつけ。先ほども言ったように「男性は射精をしなくても死なない」ものですし、セックスを重要視していない男性はたくさんいます。

それなのに「嫌われるかもしれない」と先走って考えるのは、妄想力が豊かすぎ。

もしも、彼がセックスを断ったからといって嫌うような男だとしたら、嫌われちゃっていいじゃないとも思います。その男性に合うのは、彼の性欲処理にいつでも付き合えて、浮気やワガママを許せる女性、なのですから。難しすぎる!

もしくは、ナイーブでキズつくような彼なら、彼が「ボクとのセックスがイヤなんだ・・・」と妄想しないように、正直な理由を伝えてあげることなのでは?

セックスを断ったところで、彼はあなたを嫌いません。自信を持って断りましょう!

と、いくら言いきったところで、男性のタイプはそれぞれですし、やはり心配ですよね。

不安でしかたないなら、こう考えてみては? 

「セックスを断ったら不機嫌になる」のが彼なのだとしたら、一緒にいたいならばそれも彼だと割り切るしかない!

一緒にいると決めたなら、もう断らない! もしくは断る術を知っておく!

セックスの断り方のキホン

 

セックスの断り方のキホンは、普通に接することです。

食事のお誘いや、デートのお誘いを断るときのようにしていいのです。

「○日はどう?」と代打案を出す人もいるでしょうし、「超行きたかった」と残念な気持ちをきちんと伝える人もいるでしょう。そういった日常の断り方と同じであることを意識しましょう。

セックスを断ったからといって、嫌われるなんて妄想をしないことも大事です。

逆を考えてみてくださいね。彼のほうが「セックスを断ったら、彼女は浮気するかも!」「セックスを断ったら、不機嫌になるからヤラなくちゃ!」とプレッシャーを感じていたら?

失礼ね! もっと私を信じてよ!

と言いたくなるのではないでしょうか? 付き合っている相手を「信じること」は、マナーの大前提です。

みんなの「断り方」を紹介!

セックスって普通に断ってもいいんだと思えてきたでしょうか?

最後に、ほかの女性たちの「断り方」を紹介!

◆「次はサービスするから、今日はごめんね」
代打案を出し、「シたくないわけではない」ことをアピール。「次は私がごちそうするから! 今日はごめん」と同じテンションで言うといいでしょう。

◆正直に「体調が悪くって・・・」
体調が悪いときはシたくない女性は多い。普通にお誘いをお断りするときと同じでOK。自分が元気な時に誘ってみると、彼は喜ぶかも。

◆「生理なんだ・・・ごめんね」
王道の断り方ですね。月に何度も使えないけど。

◆「フンッ」と鼻息で蹴散らす。
不機嫌そうにして、その気じゃないことをアピール。キズつけそうだけど・・・信頼関係があれば大丈夫!

◆手か口でシてあげる。
どうにかしてあげたいなら、手や口を使ってシてあげるのもアリ。

◆男性用オナニーグッズを渡す
これも代打案のひとつ。

みなさんいろいろと工夫をしているようですね。

どれが正解! というのはありませんので、「これなら自分に合っている!」という意見を取り入れてみてくださいね。

彼と、彼のおちんちんを信じて、セックスだけ特別視せず、よい関係を築いていきましょ♪

ピンク先生
ロマンスライター。女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)など多数。性を語る「セクシャルセンスアップヒーリング会」も主宰。 >> article
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