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下のお顔のケアをする【夜のマナー美人への道*3】

前回のコラムで「おまん」という言葉に衝撃を受けたという声がちらほら聞こえてきました。今回も引き続き「おまん」についてのお話です。

ちなみに、私が「おまん」という言葉を使いだしたのは、【女性器をもっと大事にしたかったから。】

「おちんちん」や「ちんこ」などの男性器を指す俗語は案外カジュアルに使えるのに、女性器を指す俗語は「言ってはいけない」「タブー」という雰囲気があります。

しかし、医学的な用語で「ヴァギナ」とか「大陰唇」って言うのは堅すぎるし、頭が痛いときに「頭頂部が痛い」とか、お腹が痛いときに「十二指腸が痛い」とかいうようなもので、一般的ではありません。

そこで女性器も、「おなか」や「あたま」と同じように、頭に「お」をつけて3文字にすれば受け入れやすいのでは? 響きもかわいいし♪ そう思い「おまん」と呼んでいます。

別もののようで実は似ている「お顔」と「おまん」

さて、前置きが長くなってしまいましたが、夜のマナー美人になるためには、おまんのケアが欠かせません。
 
理由を説明するために、「お顔」と「おまん」の話から始めましょう。

このふたつは全く別もののようですが、実は似ています。

どちらも3文字ということはさておき、両方に「穴」があります。「口」と「膣口」です。このふたつの穴は、胃や大腸などのお部屋を通りながら繋がっています。つまり、口と、膣口は1本のチューブの入り口と出口という関係です。

人間は、たまたま両足を使って立っているため、お顔を外に出して、下の顔・おまんを隠していますが、人間のご先祖様が「逆立ち」を先に覚えていたら、顔はハズかしいからといって隠し、おまんを丸出しにして歩いていたかもしれません。

(そんなことあるわけない? でもアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」に登場するニコちゃん大王は頭にお尻がついていたので、宇宙を捜せばそういう生物も実在するかもしれませんよ。な~んて)

 「お顔」も「おまん」も角度を変えてみてみると、単なるカラダのイチパーツであることが分かります。

鏡で見ると洗い残しがたくさん!?おまんを清潔に保ちましょう

なぜ上の顔だけ一生懸命にスキンケアをしたり、メイクアップをしたりするのでしょうか? 下の顔だって、もう少し気をつかってケアをしてあげてほしいなと思います。具体的には、清潔にすることです。

「お風呂に入ったときにキレイに洗っているよ!」と思うかもしれませんが、おまんは入り組んだカタチをしていますから、案外洗い残しがあります。

「鏡で見てみたら『垢』が溜まっていてびっくり!」そんな声もよく聞きます。それは「垢」の場合もあれば、おりものもカスの場合もあります。ちょっと不潔ですよね。

前回のコラムで、「おまんを鏡で見ましょう」とお伝えしましたが、きちんと自分のおまんのカタチを知っておくと、洗う時に、クリトリスは円を描くように、小陰唇は指で挟んで縦にこすって、なんて風にイメージしやすくなります。

入り組んだ隅々まで洗うことができ清潔感が保てます。おまんのカタチを知らなければ、洗い残しが出てきてしまうのは当然でしょう。

洗うときの注意点~膣の中まで洗わない

洗うときに注意したいのが、膣の中までソープで洗わないこと。膣の中には「デーデルライン桿菌」という菌が常駐し、雑菌などの進入を防ぐために酸性に保っています。

そこにアルカリ性のソープを入れるとH

バランスが崩れて、膣内の抵抗力が弱まってしまいます。膣の病気にかかりやすくなったり、かぶれやすくなってしまうことも。

あそこのニオイを気にしている人ほど中まで洗おうとしがちですが逆効果だったのです。これからは外側を隅々まで洗うことに集中しましょう。

外側をスッキリ洗うには、天然ハーブを使ったデリケートゾーン専用のソープや、おまん専用のパックというアイテムがあるので、そういったアイテムをチェックするのも◎

キレイなおまんに自信をもって、カレとの素敵な時間を

上のお顔にニキビができていたり、かぶれたりすると人前に出るのがおっくうになってしまいますよね。下のお顔だって同じこと。

トラブルがあれば、恋人との時間に積極的になれないはず。清潔にして健康的なおまんをキープしていれば、ケアしていない人よりもずっと恋人との時間を充実させることができるようになれるでしょう。

おまんを丁寧に洗ってあげること、それは自分への自信に繋がります。

◆ピンク先生への質問はこちらから (info@sucmedia.co.jp)

ピンク先生
ロマンスライター。女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)など多数。性を語る「セクシャルセンスアップヒーリング会」も主宰。 >> article
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