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経験者に聞く!離婚してわかった「結婚相手」に本当に求めるべきこと

今や3組に1組が離婚するといわれる時代。離婚は珍しいものではなくなっています。とはいえ、結婚するなら円満な結婚生活を送りたいと願う人がほとんどのはず。では、幸せな結婚生活のためには 結婚相手 のどんなところを見て、ジャッジすればいいのでしょうか。

今回は、離婚経験者に「 結婚相手 に求めておけばよかった要素」について聞きました。

結婚相手 を思いやる気持ちがあるか

「お互いを労り合えるかどうかだと思います。結婚初期こそ優しかった妻が、出産して子育てに専念するようになってからは豹変。仕事で遅く帰宅するとギスギスした雰囲気が続き、4年で離婚することに」(男性/35歳/通信)

「結婚しても仕事を続けるつもりだった私に対し、夫は『応援するよ』と言ってくれていました。しかしいざ結婚してみると、一切家事は手伝ってくれない上に『仕事と家庭はきちんと両立しろ』と言われる始末。精神的にも追い込まれてしまい、2年で離婚しました」(30歳/女性/フリーランス)

恋人同士の時は、相手の喜ぶ姿を見るために多少の無理もできますが、家族として生活を共にし始めると、だんだん思いやりの気持ちがなくなるようです。

特に女性の場合、出産・育児や仕事と家庭の両立などの負担も増えます。心身共に疲れてしまうと、大好きな彼であっても思いやりの心を持てなくなるでしょう。しかし男性は、「結婚して変わった……」と感じてしまいがち。お互いに忙しく、きちんと話をする時間が持てないと、すれ違いが続いて離婚に至ってしまうのかもしれません。

結婚するなら、どんな状況であっても相手をいたわり、優しい気持ちでいられることが大切。「仕事が大変なのかな」「何か悩んでいるのかな」と思いやる気持ちを常に持てる相手を選びたいですね。

ケンカできる関係性かどうか

「私はマスコミ関係、妻は一般企業の事務職と、まったく異なる業界・業種で働いていました。異業種の妻とはケンカすることもなく、いい関係を築けていると思っていたんです。
しかし結婚6年目、妻が突然『毎日毎日飲んで帰ってくるけど、あなたは子どもが欲しくないの?私は早く欲しいのに、どうしてきちんと向き合ってくれないの!?』と怒り出し、話し合いもままならない状態で即離婚。そんなに思い悩んでいたなら、もっと早く話してほしかったのに……。今では、ケンカをしてでも信頼関係を築けば良かったと後悔しています」(男性/33歳/出版)

怒りや不満を溜め込むクセがある相手だと、後で一方的に爆発される可能性も。特に女性の場合、日頃のイライラをパートナーに言えない人も多いでしょう。しかし、積もり積もった怒りが爆発すると、男性はどうしていいかわからなくなってしまいます。これでは、2人で困難を乗り越えるのは難しくなってしまうでしょう。

嫌なことや気になることをその都度言い合える関係性でいられるかも、結婚前に確認すべきこと。ケンカになってでも問題解決を目指してくれる相手なのか、事前に確かめたほうがよさそうです。

夫婦生活に対する考えが一致しているか

結婚相手

「結婚前から浮気常習犯だった彼。結婚して子どもができれば変わると思っていました。しかし、実際に子どもが産まれても育児は手伝ってくれないし、帰宅時間は遅いまま。結局、出産後2年以上レスでした。
実は、夫が外で性欲を満たしていることには気づいていました。そこで思い切って問い詰めると、私が妊娠する前から浮気を繰り返していたそう。『家族だから女として見られない』とまで言われたので、見切りをつけて離婚することにしたんです」(女性/28歳/派遣)

体の相性も、結婚においては重要なこと。しかし、「パートナーとは刺激的な関係であるべき」と考える相手とは、いつか必ずレスになります。そして刺激を外に求めるため、浮気をしてしまうのです。

「穏やかな関係も楽しいもの」と思える人こそ、理想的な結婚相手と言えるはず。体の関係ばかりを求めるパートナーなら、確認しておくべきでしょう。

理想の“家庭像”が同じか

「私たち夫婦は、“家庭像”に対する考えが全然違いました。
私は親密すぎる家族との関係は好きではないのですが、夫は真逆。家族のことが大好きで、月に一度は実家に帰り、頻繁に従兄弟や親戚とも会っていました。そのうち私もその会に付き合わされることが増えたので、一度やんわり断ったんです。すると『俺の家族はもう君の家族なんだよ?もっと大事にしてよ!』と怒られました」(女性/34歳/メーカー)

確かに結婚後は家と家との付き合いが生まれますが、過度に交流が増えるのは考えもの。これまでと180度違う環境になれば、ストレスの原因にもなり得ます。どんな家庭を築きたいか、どんな親戚付き合いをしたいかなどは、事前に共有して確認しておくほうが安心です。

離婚経験者からの声を聞くと、パートナーとの性格や価値観、考え方が合っているかが結婚生活において大切なことがわかりました。結婚に「好き」という気持ちは欠かせませんが、それだけでは乗り越えられない問題の方が多いのかもしれません。

幸せな結婚を目指すなら、女子のうちにこれらのことを意識したお付き合いをするのがよさそうです。

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梅田マトン

出不精系アラサー女子ライター。恋愛コラムを書くためのネタ探しを兼ねて飲みに行くことが多い。一方、家でゴロゴロするのも大好きなため、休日家から一歩も出ないことも。趣味は友人男女を出会わせてお見合いさせること、彼と食事に行くことなど。

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