女性よりも男性のほうが失恋を引きずってしまう理由とは
よく男性は好きな人をいつまでも引きずっていて、女性はすぐに忘れることができると言いますよね。でも、実際のところはどうなのでしょう?今回はそんな男性の恋愛の引きずり方について迫ってみました。
男性は友だちに恋愛相談するのが苦手?
男性は基本的に「恋愛の話を友だちにしない」と言われています。女性なら友だち同士で集まれば、気兼ねなく恋愛について喋ることがあるはず。でも、男性の場合は話題がでなければ、自分から恋愛の話をすることは滅多にしない場合が多いようです。
「中学から付き合いのある同級生がいるけど、恋愛の話はほとんどしません。先日もその男友だちから『彼女できた』と報告されたけど、それまで好きな人ができたという素振りは一切見せなかった。でも、俺も彼女ができた時、男友だちには事後報告だった気がします」(27歳/会社員)
男性は「感情を表に出すのが苦手」とも言いますよね。特に「言うのが情けない」といった内容は自分のなかで悩みを解決してしまい、どんなに親しい友だちがいても相談することを億劫に感じてしまうのだそう。こうした要因が男性の失恋の痛手を伸ばしている可能性はありそうです。
男性は失恋の痛手を直視できない?
友だちに愚痴をこぼしながら、徐々に失恋の痛手を解消していく女性は多いもの。でも、男性はひとりで痛手を抱えてしまうため、失恋という痛手につい見て見ぬ振りをしてしまうことがあるそうです。
「俺の場合は気持ちの整理がつくまで1年近くかかりました。その間、なんとなく『いいな』という女性にも出会ったんですが、元カノのことが忘れられず、彼女にもそのことを相談しながら、ようやくいまの彼女と付き合うようになったって感じです」(28歳/公務員)
男友だちに彼女と別れたことは告げても、決して取り乱さない男性は少なくないもの。仕事に追われながら、あまり失恋のこと考えないようにすることで、なるべく時間をかけながら当時のふたりの関係について、何がいけなかったのか。自分なりに反省も兼ねて見つめ直そうとしているのかもしれません。
男性は過去の恋愛と決別が付きづらい?
よく「男性は過去に付き合った人が、いつまでも自分を好いてくれていると思っている」と言いますよね。男性が彼女と関係を持った途端、「コイツは俺のもの」という安心感が生まれるように、どうやら男性は過去の恋愛と決別が付きづらいところが、失恋の引きずり方にも関係していそうです。
「数年経ってしばらくした後、元カノに『元気?いま何してるの?』と連絡を取ったら、数日後にはメールを変えられていて送ることができなかったんです。そこで初めて彼女にとって俺との関係は、もう終わっているんだと気が付きました」(26歳/サービス業)
男性が浮気に走りやすいのも、生物学的な役割が遺伝子を残すだけということもあり、つい多くの女性と関わりを持ちたいと思ってしまうよう。ゆえに女性との関わり方にもけじめが付きづらく、だらだらと引きずってしまう可能性も考えられそうです。
いかがでしたか。なかには男性のように引きずってしまうタイプの女子もいるのでは?男性の失恋の仕方を把握しておくことで、大人の女性としてもう一歩、綺麗な別れ方ができるかもしれません。
フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。
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