【カップル】愛されてる証し?彼氏の「束縛願望」に火をつけるには
束縛……筆者愛用の国語辞典には「行動の自由を制限すること」と記載されています。一般的には、あまり良い意味では使われない言葉ですが、むしろ束縛という二文字に萌える女子も存在するはず!放置されるくらいなら、束縛されるほどの激しい愛情を求めてやまない、束縛願望を成就させるには、どうすべきなのでしょうか?
意外と多い!?束縛ウェルカムな女子たち
筆者周辺の独身女性に、束縛男子に関する意見を求めたところ、意外なほど好意的な声ばかり集まりました。
「ヨガ仲間の飲み会に行くと告げたら、その宴席には男も来るのかと聞かれ、こっそり興奮した」(23歳・事務)とか、「彼氏からのLINEに既読をつけるのが遅くなった際、一瞬不安になったと言われ、嬉しくなった」(30歳・自営業)など。
激しく同意なさっている女子さんも多いことでしょう!筆者も同じタイプです。我々が待ち焦がれるのは、白馬に乗った王子様ではなく、束縛男子!にも関わらず、束縛男子登場の気配がいっこうに感じられないのはなぜでしょう?
歴代彼氏全員に束縛されてきました
一方で、彼氏ができるたびに束縛される女性も存在します。彼女たちは、決してノロケではなく、毎度の束縛にゲンナリしているご様子。需要と供給が成り立っていないとは。まさにこのこと!彼女たちが付き合ってきたような男性と、我々束縛願望女子が出会えたら、ベストカップルになれるはず……ではないのです。
というのも、束縛され体質の彼女たちは、思考が我々と真逆!「束縛ご勘弁!」「彼氏がいても、男友だちと遊びに出かけたい!」「合コンの人数合わせも大歓迎!」などなど。束縛を嫌う彼女たちだからこそ、歴代彼氏勢は、束縛せずにはいられないのでしょう。
彼氏を束縛したい気持ちもゼロ
彼女たちにはもう一つ、共通点があります。それは、彼氏を束縛しないこと。「私と付き合うようになってから、仕事関係や男友だちとの飲み会に行かなくなった彼氏が意味不明。たまには外で楽しんできてくれたほうが気楽」と、口を揃えるのです。
言うまでもなく、ケータイチェックなんぞに興味はありません。おそらく彼氏側は、ほんのちょっとだけ物足りなさを感じるでしょうね。その物足りなさが反動となって、束縛行動へと跳ね返ってきているように見受けられます。
ここまでくれば、結論は言うまでもないですね。束縛男子をご所望なら、束縛を求めず、また相手も束縛しないこと。本音とは真逆の思考を心がけることが大事なのです。束縛体質の彼氏を見つけようとするよりも、普通体質の彼氏を束縛体質にさせられるようなオンナを目指したいものですね。
コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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