一生独身でも生活できる?アラサー女子が陥る3大リスクとは【アラサー女子マネー】
もしこのまま一生結婚しなかったとしたら、生活資金は大丈夫?将来のマネープランがまったく立っていないというアナタのために、おひとり様が生き抜くマネー術を紹介していきます。
今回は忍び寄る「おひとり様の3大リスク」。傾向と対策について分析します。
Contents
その1~稼ぎをキープするのは無理?「病気などでの収入減」
自分で稼いで経済的に自立し、仕事を通じて多くの経験も積んでいる「おひとり様」。しかし女性は公務員などの一部を除けば、年功で賃金が上昇することは期待できないという現実が。「稼ぐ力」は想定以上の速さで減少していきます。
国の統計などを見ても、女性に多い派遣労働では若いうちほど稼げず、40代から収入が低下しています。多くの女性は退職するまで現在の収入を維持することも難しいのが実態です。
また、自分が病気や事故で働けなくなった途端に収入が途絶え、生活が立ち行かなくなるリスクもあります。
・収入減には「収入保障の保険」でカバー!
病気や事故など、不確実だが発生すると打撃の大きいリスクは「保険」でカバーしましょう。とはいえ、おひとり様は死亡保障のある「生命保険」は不要。「収入保障の保険」を検討しましょう。「稼ぐ力」が大きいうちに金融資本作る、すなわち投資デビューして、いざという時に備えておくことが大切です。
その2~マンションってどうなの?「不動産投資の誘惑」
おひとり様の女性に目立つのが、マンションなど不動産の購入。「買った方がお得」との理由で、検討している人もいるでしょう。
ですが、不動産は流動性の乏しい資産。既に50代後半でライフプランが確定しているならばまだしも、30~40代だと、その後の結婚や転職の障害となりライフプランの柔軟性を失わせる可能性もあります。
<>そもそも住宅ローンや不動産の値下がりリスクなど、必要以上にリスクを抱え込むので、リスクをとった投資ができなくなる可能性も。
・不動産ではなく「流動性のある生活や投資」に限定!
実物資産への執着で不動産を購入しがちですが、その対価として多大なリスクを背負い、人生の足かせとなることを認識することが大事です。
その3~年齢を重ねると……「結婚願望の衰退」
結婚を強く望んでいたにもかかわらず、結婚願望が薄れたり、または諦めざるをえないおひとり様は少なくありません。
未婚でいるのは、ひとりの気楽さに浸りきってしまうケースもありますが、最近多いのは、自分もしくは相手に経済的な余裕がないことがで、結婚に踏み込めないケースです。
・自分の稼ぐ力も鍛えることが結婚への近道に!
結婚したいのに経済的理由が障害となるのは避けたいところ。まずは自分の「稼ぐ力」を高めていくのがいいでしょう。収入や貯蓄を増やせば結婚資金になるし、相手に依存しなくてもよい女性となるので、結果として結婚対象も広がります。
つまり、稼ぐ力を増やし、貯蓄や投資を増やすことが結婚へつながります。
恐怖!?50代を過ぎるとさらに重なる「3ない」
50代を過ぎるとさらに「3ない」リスクが重なる可能性も。
(1)貯蓄がない
(2)安住の住まいがない
(3)仕事がない
若いうちは気づきにくいですが、単身の高齢女性は家を借りづらく、また仕事も限定されてきて職探しに苦労するのが実態のよう。お金を好きなことに使えるのは女子の特権。しかし、将来のためにしっかり備えもしてくことは重要。
リスクを避けるために、若いうちから「稼ぐ力」を増やし、「貯蓄や投資」を増やして将来に備えましょう。明日は、おひとり様に忍び寄る「ビンボー老後」の危機について切り込んでいきます。
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