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被害者は氷室京介だけじゃない!怖~いファンのトンデモ事件簿

先日、群馬・高崎市で起こったミュージシャン氷室京介の実家放火事件。その後、犯人は自ら出頭したが、これが37歳の無職女性で氷室さんのファンだったことが報道された。

ガソリンにより氷室の両親が住んでいた実家は半焼、そして隣家は全焼。氷室の母が逃げる際に骨折し隣家の男性も顔に火傷を負うなど、命に別状はないものの一歩間違えばさらに甚大な被害に繋がっていた可能性も。

そもそもヒムロック本人が米ロス在住なのはファンの間でも有名なため、なぜ実家を標的にしたのか?

何が目的だったの? と不思議な点を多く内包する奇妙な事件だが、以前にもこういった熱狂的ファンが起こした事件は山ほどある。

タッキー&翼の「リンゴ女」、山口智子の「彼と鉢合わせ男」

2007年、タッキー&翼のコンサート最中のこと。MCのタイミングで、ある女性ファンが「リンゴをむいて!」とリンゴを差し出しながらステージに近寄り、急きょ警備員が取り押さえるという珍事が発生した。

犯人は34歳の女性。それ以前にも、広島公演の際に原爆ドームに侵入し逮捕・拘留されたこともあるという彼女は、自分は大天使で死神であるタッキーこと滝沢秀明を浄化しようとしていると主張し、ファンの間でも頭がぶっ飛んだ「リンゴ女」として有名だったようだ。

あるインタビューでは「リンゴをさし出したのはちょっとした茶目っ気だった。今はタッキーではなく、翼くんの方と結婚するのが目標」と語ったそうで、こんな気持ち悪いファンを抱えたタッキーと翼が可哀想になってくる。

また山口智子も危機一髪の事態に遭遇した経験を持つ女優。1992年、山口は自宅にて宅配業者を装った2人組の男から襲われたが、一緒にいた俳優の唐沢寿明がその男に体当たりして撃退し難を逃れた。

男らはその場を逃げるも後に逮捕されたが、現場にはガムテープやカメラなどの小道具が残され、暴行目的の計画的犯行だったとの報道がなされた。有名女性を狙う、あまりにも卑劣極まりない事件だった。

ちなみに秘密裏に交際していた山口と唐沢だったが、事件をきっかけに関係が公に。2人は3年後に結婚している。

マジで怖すぎる!アメリカンスケールの誘拐殺人未遂

大国アメリカとなると、有名人を狙う犯罪までスケールアップ。

過去には俳優のラッセル・クロウがアルカイダの標的になったり、マドンナに過激派から脅迫状が届いたり、ベッカム夫妻の愛息の誘拐未遂など、セレブがセキュリティーや身辺警護に多大なコストをかけるのも頷ける話だ。

中でも昨年、アイドル歌手ジャスティン・ビーバーは、背筋が凍るような恐ろしい考えを持つファンから狙われた。

容疑者の男は足にビーバーのタトゥーを入れるほどの偏執的なファンで、ヒットマンを雇ってビーバーを殺害後に局部を切り取り売却する計画だったという!

しかしビーバーにとっては幸運なことに、ファンの男は途中で心変わり。自首してきたところを逮捕され事件は未然に防げたが、警察によると相当危ない状況だったそうだ。

可愛さ余って憎さ100倍?!それにしても高い有名税

上記以上にも、おかしなファンが引き起こしたトンデモ事件は多い。有名税とはいえ命まで狙われるとなるとセレブ芸能人もたまったものではない。

「可愛さ余って憎さ100倍」「どんな形でも良いから近づきたい」という行き過ぎたファン心理からなのか、それよりも歪んだ何かからなのか。

氷室本人はロスにいると(おそらく)分かっていながら実家に放火した女性容疑者の謎の真意を、これからの捜査で明らかにしてほしい。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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